続・「絢’sRoom」結成秘話 後半

やっとたどり着いた第1回「絢’sRoom」。
後半は失敗談も交えながらお送りします!

さて、矢野絢子がブログ「けついひょーめい」で正式配信をやる!と宣言したのが4/1。そして記念すべき第1回目の絢’sRoom(ミニライヴ)が5/8に決まりました。やると決めて約一ヶ月でのお披露目。ラフハウス2回目の配信からは約2週間というスピード。

世間はコロナ禍で密がどうのこうのと言っていたが、その週末から昭和の日、ゴールデンウイークと、絢’sRoomはぶっちゃけ密だった。なぜかブラック企業並みに絢’sRoomに詰めていた(当然手洗いうがい消毒マスク)。

矢野さんはオフィシャル配信の名前をずっと考えていて、ある日「絢’sRoomにする。」と言った。そのまんまやね、と思った。でもわかりやすくていいし、逆にもうそれしかない。だってマジで部屋だし絢子の。

その次に、「これを使って絢’sRoomのロゴを作るべし」の指令が出た。

これというのがこれである。

これ。「絢」のフラワーオブジェ

なんか、立体である。

これでロゴを・・・。5秒間、頭が白くなったが無理と答えてはいけない。そのあと割とすぐにアイデアが浮かび、できあがったのが下のロゴである。私にはこれを使ってロゴを作るなどとは考えも及ばなかったが、絞り出せば出るものである。自分の可能性を感じました。

というのは半分冗談半分本気で、矢野さんの無茶ぶりに見えますがここがすごくいいところなのです。「任せてくれるところ」です。普通、あれやこれやと細かい指示を出したくなるじゃないですか?矢野さんの場合、ある程度のイメージを伝えた後はポーンと任せてくれる(忘れているという説もアリ)。おおらか。受け入れる余白と信頼。これによって社員はのびのびと良い仕事ができるわけです。

注意※決してブラック企業の洗脳ではありません。

完成したロゴ

おおらかと言えば、裕矢もたいていおおらかです。裕矢のおおらかエピソードをご紹介させてください。ていうか聞いて。

4月末に一度非公開で配信テストをしたとき、矢野さんが持っていた音響設備では満足な音が作れないことがわかり、急遽購入した経緯がありました。
それが到着するのがなんとミニライヴ直前。裕矢は音響経験も豊富で使い慣れているとは言え、直前で大丈夫かと内心思っていました。

そして迎えた当日、私が絢’sRoomに到着したそのとき、裕矢はその機材のトリセツを!!

取・扱・説・明・書を!!

すごい真面目な顔で読んでいたのです!!

マジでビックリしたき。「あんた今トリセツ見ゆうけど!?大丈夫!?」て言いましたもん。実際はちょっとわからないことがあって見ていただけだったみたいですが、それでも全然あわてていないのがものすごくおもしろかった。

さらにトリセツを置いてしばらくして「線がない。」と言い出しました。
もうその時点で笑いましたよね。電気屋が閉まるまであと40分くらいでした。「ちょっと買(こ)うてくる。」と言って、線買いに行きました笑。

いや無かったら買いに行かなしゃーないがですけど、どんだけ余裕やねん!!ってまたツッコミました。あの肝の据わった感は私には1mmもない、すごい。

この日の経験があったから裕矢が直前で新しい機材を構えてきても、もう驚かなくなったというわけです。

KIKIを見ながら次回の注意点をチェック

あと特筆すべきは通信環境です。配信なのでこれが整っていないと始まりません。当然矢野さん宅のネットに接続して配信する予定でした。

ところが配信テストのとき、すっごくカクカクしているのです、動画が。わかりやす過ぎるほどのカクカク。誰が見てもカクカク。某通信会社のネット、カクカク。カクカク・オブ・ザ・イヤー受賞。

いや、なんなら止まっていると言ってもいい、画面の中の絢子。こりゃいかん、ということで急遽私の使っている持ち運べるWi-Fi機器を使うことに。しかしこれも有線に比べるとどうしても速度が劣るので、それなりの画質でしか配信できていませんでした。

それが先日の「ミナミカゼ」より高画質配信が可能になったのです!しびれを切らした矢野さんが某通信会社から某通信会社へと、お家のネット環境を変えてくれたのです!すばらしい~うれしい~!

これで安定した配信が可能になりました(ただし高画質になったことにより、受信する皆様のほうが、もしかすると通信料が増えてプランによっては制限がかかる可能性があります。視聴の際に、画質を落とす等の調整をお願い致します)。

vol.1のツイキャスチケット画像

前後しますが、そうして少しずついろいろなことを整えて迎えた記念すべき第1回目のミニライヴ。

「絢’sRoom」誕生の瞬間です。パチパチ。

通常のライヴとは違って、矢野さん、とても緊張したそうです。きちんと配信されているか、音が出ているか、止まっていないか、みんなの反応はどうか。挙げればきりがないですが、裕矢と私もほとんど息を詰めていました。終わった瞬間の疲労が半端なかったっす。

矢野さんも緊張と感激となにやらわからない気持ちが混ざりに混ざって終わったあと目から水が・・・。皆様のコメントも本当にありがたかったです。終わった後に全部読んでいます。

そして忘れてしまいがちなんですけど、絢’sRoomって、絢’sHouseの中にあるんですよね。そうです、お家のかたがたの全面協力あってこそなのです!いつもお世話になっております!

POPと耳六のトークライヴより

まだまだ細かい失敗やおもしろエピソードは多々あって、皆様から見えない画面のこちら側ではてんやわんやの耳六なのですが、これからも楽しい配信をお届けできればと思っています。何より自分たちも楽しい。これにつきる。

じゃあ最後にこれまでの「耳六のあゆみ(事件)」を掲載して「絢’sRoom結成秘話」終わります。

 日付、vol、【タイトル】:あゆみ(事件)

  • 5/8 vol.1【オープン記念ミニライヴ】:3カメ、Newミキサー、線がない、音もれ
  • 5/15 vol.2【彼女についてレコ発ライヴ】(ゲスト嶋﨑史香):4カメ、NewPC、カメラトラブル、音もれ、終了後マイクオフってない、シマフミ一人六役、時間押しすぎ
  • 5/26 vol.3【トークライヴ絢子の部屋】(ゲストMC25POP):無料、二部構成、POPちゃんの仕切りが天才
  • 6/12 vol.4【ジウニツキノウタ6月KIKI】:ジウニツキ復活、矢野ソロでガッツリ、テロップ、絢’sQ
  • 6/27 vol.5【POPと耳六のトークライヴ】:投げ銭、Youtube、コンデンサマイク、絢子のカメラワークにみんな酔う
  • 7/10 vol.6【ジウニツキノウタ7月ミナミカゼ】:Newカメラ、Newスイッチャー、高画質配信、スライド、カメラトラブル、絢子画面から消える

書き切れなかったこともたくさんあるので、また書きます。

興味を持っていただいたかた、7月「ミナミカゼ」の配信分が7/24までこちらで購入できますのでぜひ。
その中からピックアップした動画「カゲロウの唄」はこちら(Youtube矢野絢子チャンネル)。
次回は8/14(金)「ニシカゼ」です!

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