前回の予告通り、今日は11月の3連休のいろいろについて書きます。
登場人物
・矢野絢子 ピアノヴォーカル:いい音楽とおいしいワインがあれば人生はすばらしい。ただし次の日は記憶喪失。
・シマフミ(嶋﨑史香)ヴァイオリン:頼まれたことは100%で迅速に処理。趣味は片付け。11月は個人的に片付けまくっていた。
・みたにん(見谷聡一)パーカッション:絢’sRoomに出たくてはるばる東京からやってきたリズムマン。
・裕矢(耳六):おれの辞書に「苦労」はない。年中陽気な高知男児。耳六兼サンドイッチパーラー。
・きぬよ(耳六):車は酔うから運転したい。ボケあらばツッコむAB型、そして記録。
1日目。11月21日(土)いの町立吾北小学校
3連休初日は高知県吾川郡いの町にある吾北小学校へ行ってきました!
いの町は高知市のお隣の市町村なんだけど、その範囲と言えば、実は愛媛県との県境まで及んでいて(合併とかして広くなっちゃった)、この吾北小学校は、高知市から車で約1時間くらい走った山間にある小学校です。今は生徒さんが少なくなって、全校生徒は40数人とのことでしたが、「みんないいこたちばかり」と校長先生がおっしゃっていました。
今回、「キラキラフェスティバル」なる文化祭的なイベントが開催され、その一環で矢野絢子に演奏依頼が!!そりゃあもうはりきって行っちゃうね!ってことで、メンバーは矢野絢子シマフミみたにん。
なんとみたにんは、金曜日から前乗りして高知入りしており、ここから3日間の全行程を共に乗り切りました。
そんなみたにんは演奏でももちろん大活躍で、いろんなパーカッションを足下に散らかして子供たちも興味津々。パーカッション紹介コーナーでは、振るとカラカラと鳴る楽器を手にとって、
みたにん「これは、アルパカの爪で出来てるのね。」
絢子&シマフミ「へぇえぇぇぇぇっ!!!」
っておまえらが一番おどろいてどうする。
念願の、学校で校歌を歌う!も叶い、その様子は「絢子便り」としてYouTubeにアップする予定です。
演奏も無事終え、この日の夜は矢野家で鍋。シマフミのこどもたち、そして裕矢も打ち合わせがてらやってきてにぎやか~。そしてここから2日間、なぜか私(きぬよ)も矢野家に泊まることになり、みたにん含めて合宿状態に。だらだらしていたと思ったら、みたにんが矢野さんに説教されている。
2日目。11月22日(日)パン祭りからのワークショップからの絢'sRoom
2日目はまずパン祭りに行くという。
この前々日くらいに矢野絢子が「土佐市でパン祭りあるき行こう」と言っていて、私もみたにんもシマフミもよくわからないまま、「よし、パン祭りだな」と思っていた。みたにんに至っては、パン祭りに出演すると思っていた。さすがミュージシャン魂。ところがそのパン祭りが大変だった。ていうかそもそも「パン祭り」っていう名前ですらない。正式には「土佐のパンフェス」だ。イベント名すら把握していないことからもお分かりのように、我々矢野絢子みたにんきぬよは何の予備知識もなくパン祭りに挑んだため渋滞にまみれ行列にまみれパンは手に入らずただただ車で会場まで行って疲れただけという残念な結果に終わった。(そんな中、シマフミはいち早く危機感を覚え、見事パンを手にしたらしい。おそろしい子・・・!!)
結局くやしいから近所のパン屋に寄って帰ってきたのだが、11月というのにお日柄も良くぽかぽかを通り越して暑くて疲弊。パンを食べたらすぐにみたにんワークショップの時間が迫っていた。この日は午後からみたにんのパーカッションワークショップを予定していたのです。
裕矢が声をかけてくれ、パーカッション初心者から経験者まで、少人数ですが集まっていただき楽しくワークショップ。まずはシャカシャカと音がするシェイカーを振るところから。これがなかなかの奥深さ!!ほかの人のリズムを聴きながら自分のリズムを保つ。タカタカ、タカタカ、というリズムを「カツシカ」「カツシカ」に置き換えて芯を得るような感覚。私も参加しましたがとてもおもしろかったです!またやりたい!約1時間のワークショップでしたが、その間、けっこうな時間シェイカーを振り続けていたので、終わった頃には、う、腕が・・・。上がらないまではいかなかったけれど、夜の絢’sRoomのスイッチ操作によもや影響が及ぶかというくらいでした。これでけっこうな腕前になったはずなので、今後10年くらい練習はしなくていいです。
そんなこんなでワークショップが終わると矢野家に帰って絢’sRoom「ココロノリズム」配信の準備。
久々の、「ジウニツキノウタ」以外の配信ライヴとなりました!
金曜日に高知入りしていたみたにんと、待ち構えていた矢野絢子。「ココロノリズム」のために、金曜日は夕飯以外の時間をすべて練習に費やしたというドSっぷり。ライヴではその成果がバッチリ!いつもと同じ曲でも「うたとピアノとパーカッション」といういつもと違う構成が新鮮でおもしろかった!基本ピアノとうたの矢野さんですが、みたにんが加わることにより、リズムがあぶり出されて、よりシビアに、よりシャープに。中にはうた(アカペラ)とパーカッションだけで挑んだ曲もあり、大爆笑の末、自由を感じさせてくれました。
セットリストは
1.Air
2.真紅
3.とうとやつめに
4.星降る川
5.フラミンゴ(cover)
6.夜と雨(アカペラ+パーカッション)
7.スーパーマザー(アカペラ+パーカッション)
8.ギザギザ
9.一本道
10.Vivir Mi Vida(日本語cover、耳六も全員参加バージョン)
アンコール・祝福のうた
たっぷり全11曲!
なんと5曲目は誰とは言わないがあのかたのフラミンゴを小粋にカヴァー!!10曲目では裕矢はカメラを動かしながら、私はスイッチとシェイカーをやりながら、大声でコーラスするという耳六ならではの配信、臨場感!ここはフェス会場か!と思うくらい、ちっさい部屋で盛り上がっていました。みたにん、また遊びに来てね!!!!
配信終了後は次の日のフェスに向けて裕矢は早々に帰宅。ココロノリズム配信を振り返りながら、またしてもみたにんが矢野さんに説教されている。
3日目。11月23日(月・祝)海辺の冬フェス
迎えた連休最終日、高知県は香南市夜須町にある海水浴場ヤシィパークにて「海辺の冬フェス」!!!なんと我らが耳六裕矢(サンドイッチパーラー)が主催!!!!えらい!!!!!!
この日のためになんぼか準備をしたんだろうと思ったら「ぼく苦労するの嫌やき。」(訳:嫌だから)と言う。いや、本当にね。これからは苦労とか、いらないね。たのしいことだけやっていけばいいんだね。そうすることで変なわだかまりとかしんどさとか嫌な気持ちとか生まれないから、結果うまくいく。そんな時代。何が良いって、主催者が当日走り回っていない!我々のイメージのフェスの主催者ってたいがい全部背負って当日も必死で走り回っていてしんどい。それが一切無かった!それでもこんなにステキにできるんだっていうことを教えてくれた裕矢のフェス最高!またまたまたまたやろうね!!
矢野絢子チームのメンバーは、矢野絢子シマフミみたにんきぬよ。最終的に裕矢とユキちゃんのサンパラ乱入で楽しく演奏できました。
苦労しないと言っても会場や音響や当日スタッフの手配、ミュージシャンの調整、飲食出店との交渉、全部やって、しかも自分も演奏をして、さらに打ち上げの準備まで!本当に最後までたのしくて、裕矢ありがとうでした。
その打ち上げが、なんと裕矢の実家で!お父さんが!いろいろ世話してくれて!!そこで飲んだドロメのすまし汁が!!!まじ暖まったしうまかった!高知の人間でも滅多に食べられないかも。
あんまり交流のなかった地元音楽家たちともお話でき、おいしいしうれしい夜でした。
ふと隣を見ると、3日間合宿したみたにんが赤い顔して何もしゃべらずぽーっとしている(酒は飲んでいない)。県外遠征は多々あれど、移動や準備も含め3日連続ガッツリ演奏、というのはさすがにけっこう堪えたらしく最終的に電池切れしていました。いや、たぶん連日遅くまで繰り広げられていた絢子の説教が原因やと思う。みたにん曰く「あれはありがたい話であって、説教ではない」らしいけれども。
ともあれ、なかなかに充実した3日間でした!
次はあさって12月11日(金)クロスロード
さてさて、そんな11月を経て、次回の配信はジウニツキノウタ12月「クロスロード」。なんだか気分が高まる12月。どんなライヴを見せてくれるのでしょうか。
そして、ライヴ終了後には、すぐにクロスロードを振り返りながらのアフタートーク!!いつも配信後、耳六含め、みんなで録画を見返しているのですが、いろいろお話したい矢野さんなので、もうその様子を配信しちゃおう、という企画でございます。副音声的なイメージをしておりますが、どんな話が飛び出すやら!こちらもこうご期待ください!!
ツイキャスプレミア配信 矢野絢子「絢’s Room」ジウニツキノウタ12月「クロスロード」
購入先→ https://twitcasting.tv/c:yanojunko/shopcart/40719
■配信内容
12月のテーマは「クロスロード」!
矢野絢子が20年近く拠点としていた、高知のライヴハウス「歌小屋の2階」でのラストライヴのテーマでもあった「クロスロード」。毎年末のライヴ納めでも歌っていたこともあり、この曲たちを歌うと「ああ、ほんま今年も終わるな、ようがんばって生きたな私」という気持ちになります。
「過去を振り返る」が苦手だった私も、最近は過去に対してとても身近に、感謝と敬意を込めて振り返られるようになりました。それは、「今」次第で未来も過去も、変えることができると知ったからだと思います。
自然に、ぜんぶが繋がっていて、生き続けている。絢sRoom2020年の感謝を込めて歌います。
★演奏予定曲目★
(変更する可能性があります)
1. てろてろ
2. 頑是ない歌
3. 朝の歌
4. 一人の歌
5. ブーツ
6. 20w
7. 愚かさ故に
8. 1800秒の永遠
9. かなしみと呼ばれる人生の優しさよ
10. ライオンフラワー
11. ナイルの一滴
12. 2つのプレゼント
13. 汽笛は泣いて
■配信日時
2020年12月11日(金)19:30~(90分ほどを予定)
(12/25までアーカイブでご覧になれます)
■ チケット料金
プレミア配信ライブ 3,000円
■出演者
矢野絢子、嶋﨑史香
■会場
絢’s Room
■配信チーム
耳六(ミミロク)
YouTube配信「アフターピロピロトーク」
2020年5月から始めた配信ライヴも12月クロスロードで12回となりました!
12回を記念して、クロスロードの配信終了後に、アフタートークを開催!!
■配信内容
クロスロードの配信を見ながらあーだこーだとぶっちゃけゆるゆるトークします~。クロスロードのことから、過去の配信の裏話など、ネタバレ必須なので、「クロスロード」を見逃し配信するかたは、あとで見てください!!!
■配信日時
2020年12月11日(金) クロスロード配信終了後
■出演者
矢野絢子、嶋﨑史香、山下裕矢(耳六)、石田衣代(耳六)
いやぁ~、どうなることやらです。
本編はツイキャスにて、アフタートークはYouTubeにて。
皆様もゆるい格好で、時間のゆるす限りおつきあいくださいませ!!
では、また書きます!